バッピア/Bakpia 6選

ジョグジャカルタ土産バッピア6選

バッピア概要

ジョグジャカルタの定番土産バッピア(Bakpia)。
お饅頭のようながお菓子です。定番は、緑豆餡。
最近は、チョコ、チーズ、紫芋などメーカーによって様々なバリエーションがでています。

もともと中国からの移住者たちが持ち込んだもので、餡に豚肉を使っていたが、ローカライズされ、緑豆餡として普及していったそう。

バッピアにはBakpia Kering(ドライタイプ)Bakpia Basah(ウェットタイプ)の2種類あり。
材料の水分、油分を少なくし、焼き時間を長くして日持ちするようにしたのがドライタイプ。

今では、ジョグジャカルタのどこにいっても見かけるくらい定着したお菓子となりました。
ジョグジャカルタの空港や駅に行けば、バッピア仕入れに来たのかというくらい箱買いしているインドネシア人を見かけるはずです。

数多くの店がありますが、有名どころをいくつか紹介したいと思います。

老舗系バッピア3選

Bakpia Pathok 25

バッピアといえば、「25」というくらいの知名度、人気がある店。
ジョグジャカルタ内に支店がいくつもありますが、Pathokエリアのお店がおすすめ。
マリオボロ通りからも歩いて行ける距離なので、たくさんの人で連日にぎわっています。
焼きたて熱々を試食。
店の奥で作っている様子を以前は見学可能でしたが、現在は衛生面から目隠しが置かれており、見学できません。

焼きたてを買った場合は、なるべく早くビニール袋から出して、熱がこもらないようにしましょう。
防腐剤など入っておらず、賞味期限は5日間。
大きさは中くらい。皮はしっとり系。
緑豆の味がしっかり感じられる人気納得の緑豆餡。

Pathokエリアは、Bakpia Pathok25以外にもその他大手メーカーの店、細い路地には市場などに卸している家内工業の店が建ち並んいるバッピア村となっています。
バッピアのネーミングが数字になっているのが多いのは、当初Pathok村の番地で呼ばれていたから。
大通りは2桁、脇道の小さな通りは3桁の数字なんだそう。

Bakpia Patuk 75

1948年創業、元祖バッピアの店。バッピアのパイオニア。
人気はバッピア25には劣りますが、根強いファンが多いのもBakpia75。
バッピア25に比べて焼き時間が長く、皮も餡もしっとり感はなく乾いた状態で一つ一つのサイズも小さめ。食べるときに飲み物必須。
日持ちは7日間。

Bakpia Kurnia Sari

私が一番よく買っているバッピアはKurnia Sari。
他のものに比べて、大きめサイズ。
皮はパイっぽい感じで厚め。
私のお気に入りはチーズ味。

新世代系バッピア3選

Bakpiaku

2012年創業の新しいバッピアメーカー。
パッケージがきちんとしていてデザインもかわいい。
他と大きく違うのは、真空パックに入った1か月くらい日持ちするタイプがあるので、日本へのお土産として一番渡しやすい。
見た目、金額が同じで、真空パックタイプとそうでないタイプが並んであるので、お店の人に「バキュームパッケージ」と言うといいです。
マリオボロ通りにも支店あり。空港、駅でも販売されてます。
売れ筋の緑豆餡とチーズ餡を購入。
チーズ餡は、チーズの味の主張が強すぎて、緑豆餡のほうが好みでした。

Bakpia Juwara Satoe

もともとBakpia Kering(ドライタイプ)で売り出していたが、現在は、Bakpia Basah(ウェットタイプ)も展開中。
ドライタイプは個包装なのでパッケージが日本人には渡しやすいタイプ。
※ウェットタイプは、個包装なし、箱にそのまま入っています。

ウェットタイプの味は、バッピア75に似ており、皮も餡もかなり乾いた状態。
緑豆、赤豆(Kumbu Hitam)、チーズ、チョコの4種ミックスを購入。
個人的には赤豆(Kumbu Hitam)が好み。
定番の緑豆は、餡が乾きすぎていて、ほとんど緑豆の味を感じなかった。
チョコ味も人気らしいが、チョコ自体の味が個人的には好みではない。

お土産に買うなら、個包装のドライタイプ一択。
2024年12月からボロブドゥールで、限定パッケージも販売されるよう。
ただ、ウェットタイプは他のメーカーのほうが個人的においしいと思う。

 

Bakpia Kukus Tugu Jogja

これは、番外編。
名前はバッピアとついてますが、これはほぼ、萩の月です。
オーナーが日本旅行中に日本のお土産にインスピレーションを受けて、インドネシアに戻ってきて似たようアものを作ったという話。
地元の人にわかりやすいように”Bakpia Kukus”=「蒸したバッピア」と命名。
とはいえ、インドネシア人旅行者には大人気。大人買いしている国内旅行者よく見かけます。
日本に住んでる人には、もう一つかもしれませんが、インドネシア人にお土産にするととても喜ばれます。

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