クラピヤッ Krapyak/Kandang Menjangan

かつて王の狩猟場だったクラピヤッ 
Panggung Krapyak / Kandang Menjangan

クラトン王宮から約2キロ南に下った場所にあるクラピヤ。
18世紀マタラム王国時代にHanyokrowati王の狩猟の場として作られたとされている。
現在は、商店や住宅でまったく密林のミの字もない状態だが、当時このあたりは、大密林で野生動物が多くおり、ここで狩猟の休憩、捕った獲物を保管していた。
別名Kandang Menjangan(カンダン・ムンジャガン) 
Kandangはインドネシア語で「小屋」
Menjanganはジャワ語で「鹿」の意味。
当時は野生の鹿がたくさんいたそう。

2階建て構造。
2006年の地震により、一部崩壊したこともあり、現在は一般には中には入れない。

世界遺産 ジョグジャカルタ哲学の軸 クラピヤッ 王の狩猟場