ボロブドゥール遺跡 Borobudur
1991年世界遺産に登録された大乗仏教遺跡。
シャイレンドラ朝時代、780年頃から建設されたとされている。
長い間、密林の中に埋もれていたのを、1000年以上経過した1814年イギリス人のトーマス・ラッフルズとオランダ人技師コルネリウスによって、再発見された。
高さ34m、最下部の基壇の正方形の1辺は123mにも及ぶ世界最大級の仏教遺跡。
遺跡の構造は仏教における「3界」を表しており、最下層から順に、煩悩に支配された「欲界」、悟りを求める「色界」、物質世界から解脱した「無色界」の3層に分れている。
下から上に登っていくにつれ、罪悪に満ちた世界から、禅定に達した世界へと移っていくものとされている。 仏像は、回廊のくぼみに432体、3段の円形壇の上に築かれた釣鐘状のストゥーパ(仏塔)72基の内部に1体ずつ納められており、いずれも一石造りによって等身大につくられ、合計504体の仏像がある。
一番頂上にあるストゥーパ(仏塔)には、仏像は置かれておらず、空洞になっており、大乗仏教の「空」の思想を表しているとされる。
通常の入場料(Temple Ground Ticket)
●大人 US25$ (その時の窓口レートでルピア通貨にて支払い)
●小人(3歳-10歳) US15$
↑遺跡の上には登れません。
ボロブドゥール内部見学(Temple Structure Ticket)
月曜を除く2023/12/31 まで期間限定、人数限定で遺跡の上に登ることが可能。
●大人 Rp455,000
●小人(3歳-10歳) Rp305,000
https://ticketcandi.borobudurpark.com/en
上記サイトにて、7日前より予約購入可能。
※遺跡の上からみるサンライズは現在はやっておりません。
開館日時
毎日:
遺跡のあるヤード(Temple Ground)までは入場可能
内部見学は、月曜休み
チケット窓口 6:30-16:30
遺跡のあるヤードへの入場 7:00-17:00