ソトはインドネシアの代表的なスープ料理。
鶏肉、牛肉から出汁を取るのが一般的。
地域や店によって、ココナッツミルクが入っていたり、いなかったり。
ジョグジャカルタではココナッツミルクなしが主流。
日本人の舌にも合う料理。
ソトは朝、昼に食べられることが多い。
一般的なソト屋さんでは、テーブルの上に、揚げ物や串もの、せんべいが予め置かれている。
これらは、好きなものを取って食べたあと、会計時に自己申告で支払うシステム。
テーブルには調味料、ケチャップマニス(インドネシアの甘い醤油)、ライム、サンバル(チリソース)が置かれており、好みに合わせスープに追加して食べる。
ソト Soto有名店三選
Warung Soto Kadipiro
1928年創業の老舗ソト屋
人気故、周辺に非常に似た名前の紛らわしい店がいくつかあるが、支店は出していない。
地鶏ベースのココナッツミルクなしのすっきりスープ。
Soto Pak Marto
1960年創業 牛肉から出汁を取ったスープ。
ココナッツミルクなしのすっきり系スープ。
サイドメニューは、牛の内臓系のものが豊富。
Soto Sampah
Kranggan市場近くのソト屋。
昔は、ベチャ(人力車)の運転手さん行きつけのお店だったとか。
Sampah とはインドネシア語で「ゴミ」の意味。
とんでもないネーミングセンスだが、これは、牛脂や内臓系のものがスープに使われており、見た目が汚いということから常連客が名づけたという話。
ソト屋に珍しく、朝から深夜まで営業。